【2018年GW ラスベガス旅行(7)】2日目:Tender Steak & Seafoodで柔らかいお肉に舌鼓!
2018年のゴールデンウィークに夫婦で行ったラスベガス旅行の2日目。South Premium Outletで買い物をしてホテルに戻ると、時刻は17時前後。結構いい時間になりました。ディナーは18時半から予約していたため、一息ついたらレストランに向かいます。
ということで、今回は2日目のディナー、Tender Steak & Seafood(テンダーステーキアンドシーフード)の食レポをお届けいたします。
Tender Steak & Seafoodについて
こちらのレストランは、私たちが宿泊しているMandalay Bayのお隣のホテル、Luxor(ルクソール)の中にあるステーキハウスです。
ホテルの位置関係はこんな感じです。
Luxorは、ラスベガスでも大人気のショー『Blue Man Group(ブルーマングループ)』や、イリュージョンショー『Criss Angel Mindfreak Live!』を開催しているホテルですので、ショーを見るついでに足を運んでみるのもいいと思います。
営業時間はこちら。
日-木:5pm~9pm
金-土:5pm~10pm
そしてこちらが、お店を正面から取った写真です。
ストリップに面した正面玄関を背に、カジノフロアを奥に進んだ左側にあります。開放的な入り口ですが、こちらはバースペースを兼ねており、食事の前に軽く一杯、なんて楽しみ方もできそうです。
こちらが引きの絵。メニューを眺める男性を基準に見てみると、このお店がいかに広々としているかがお分かり頂けるかと思います。非常にフレンドリーな面構えですよね。
行ってみました
受付で予約している旨を伝え、中に案内してもらいます。
照明を落として非常にシックな雰囲気です。
席に通されると、早速メニューが渡されます。
本日のおすすめということでこちらのメニューを頂きました。
美味しそうなのあるんですよ。あるんですが、今回は断腸の思いでスルー。
そう、我々は既に頼むものをあらかた決めてきているのです(笑)
メニューについてしこたま研究しましたからね。
今回、オーダーしたのはこちらの品々。
・Shrimp(シュリンプカクテル) $20.00
・Soup Tasting Trio(3種のスープ) $15.00
・Lump crab & lobster cake(クラブ&ロブスターケーキ)$22
・24 Oz Porterhouse, Prime, Creekstone Farms, Kansas(ポーターハウス・ステーキ) $62.00
お昼にいっぱいサラダを食べたので、今回は敢えてサラダを外し、下調べで気になっていたシュリンプカクテルと、スープを注文。ステーキはミディアムレアで。
また今回は、無料オンラインゲーム『My Vegas』の特典である、『$150以上(税及びチップ除く)で$75オフ』を利用する予定だったので、2人で$150以上の会計となるよう計画的に注文する必要があり、お腹の空き具合を見てクラブケーキは追加注文しました。
更に、私たちのこだわりポイントであるステーキソースについてもここでは言及せねばなりません。
事前調査では8種類と、種類の豊富さが際立っていたTender。当然私たちも楽しみにしていたのですが、今回、メニューのどこを見渡してもステーキソースについては書かれていませんでした。。。
でもご安心ください。ウェイターに確認したところ、メニューに載せていないだけで注文はできます。
口頭で説明を受けましたが、事前調査で確認していたソースは大体ありました。
私たちは、レッドワインソースと、グリーンペッパーコーンクリームソースを注文しました。
今日は一日中歩きましたので、のどが渇きました。私はスパークリングワインを、妻はクランベリージュースを注文。とりあえずお疲れ様の乾杯です。
お通しのパン、別段柔らかくはないですが、好きな味です。 更に特筆すべきはこのオリーブオイルのソース。トマトジュレが入ってます。美味しくてバクバク食べたいのですが、この後のことを考えてぐっと我慢です。
大満足の一日を振り返り、楽しく会話をしていると、あまり時間をおかずに一品目が運ばれてきました。
シュリンプカクテルです。大振りのえびが4匹ですが、2匹ずつひっかけるように盛り付けています。色とりどりで目にも楽しい一皿です。早速食べてみましょう。
見た目のとおり、えびがぷりっぷり!最高です。
引きの絵で詳しく説明します。左に見えるのはカクテルソース。エビの上には海藻サラダが、下にはマンゴーサルサ(ジャムに近い?)が添えられ、皿にはヨーグルトのような舌触りのサワー系のソースが仕立てられています。これらを色々組み合わせて、味の変化を楽しみます。
私が事前に調べていた情報では、ココナッツカレーギリシャヨーグルトソースやパクチーライムマヨネーズソースが付いていたようなのですが、それは無くなっていました。でもまあ、はっきり言って、これだけでも十分楽しめます。
意外といい仕事をしていたのが、マンゴーサルサ。この甘みがアクセントになり、非常におしゃれな味を楽しむことが出来ました。
私たちがシュリンプカクテルをゆっくり楽しんでいると、次に出てきたのがこちら。
3種のスープです。奥から、えだまめスープ、ロブスターのビスク、エキゾチックマッシュルームスープです。一つ一つが程よいボリュームで、一人でも十分食べられそうです。今回はお味見ということで、2人でシェアしました。
私は手前のエキゾチックマッシュルームスープから頂きました。
これ、実は3種の中で私は一番好きでした。例えが変ですが、パスタソースでもいけるんじゃないかと思うほど、キノコの風味が濃厚で美味しいです。
次は真ん中の、ロブスターのビスク。こちらもロブスターの旨味が凝縮されて非常に贅沢なお味です。お約束ですが、パンを浸して食べるともう!たまりません。
最後は枝豆のスープ。ウェイターも「エデァマメ!」と何やらアクセント過剰に説明していました(発音しにくいのでしょう)が、素材の甘さが際立って美味しかったです。
さて、スープが来てからそんなに間を空けずにやってきたのが、こちら。
クラブ&ロブスターケーキです。
私たち、初クラブケーキだったのですが、想像通りのハンバーグのような外観。ただ、お皿に取り分けてみてびっくり。
見てください、この半熟具合!焼けているのは表面だけで、中は柔らかい状態です。
早速食べてみましょう。
これは何とも贅沢なお味!カニのほぐし身とロブスターが口いっぱいに広がります。味付けはマヨネーズを優しくしたような感じで、素材の味を邪魔しないです。クラブケーキ、なかなかいい仕事してます。
スープとクラブケーキを交互に楽しんでおりますと、ステーキの到着です。
テーブルがいっぱいになります。高級店なんだから、提供するタイミングにはもっと気を使ってほしいものです。。。
ポーターハウスという、T型骨付き肉です(写真ブレブレですみません)。T型の骨の両側にサーロインステーキとフィレステーキがくっついている、一皿で二種類のお肉が楽しめるステーキです。ウェイターに頼んで、切り分けてもらいました。
妻の更にはフィレステーキが、私のお皿にはサーロインステーキが載せられました。
見てくださいこの断面!こちらはサーロインステーキですが、中がピンクで美味しそうです。前日に頂いたGallagher's Steakhouseと比べると、表面のカリカリ具合はおとなしく、よりレア加減が楽しめます。
サーロインステーキは、リブアイと比べると少し硬めで脂身も少ないという前情報から、硬めのお肉を想像していたのですが、Tenderさん、ごめんなさい。私が間違っておりました。
めちゃくちゃ柔らかい!
本当に不思議です。昨日のGallagher's に引き続き、アメリカのステーキはなんでこんなにおいしいのでしょうか。
申し訳ないですが、日本でこんなに柔らかくてジューシーなステーキに出会ったことがありません。決して日本のステーキ屋さんをディスる気はないですが、やはり本場は違うということでしょうか。
さて次は、フィレステーキの方も、、、と思っておりましたが、妻からもらうのをすっかり忘れておりました!後から思い出して猛烈に後悔。。。
妻曰く、焼き加減が丁度良くて非常に柔らかかったそうです。食べてみたかった。。。
さて、一通り塩コショウでのお味を堪能したところで、ステーキソースのお味も試してみましょう。写真を撮り忘れましたが小柄なソースポットで提供されました。
まずはグリーンペッパーコーンクリームソースから。
サラサラしており、昨日のGallagher's のソースと見た目は似ているのですが、よりマイルドな味付け。妻はこちらの方が食べやすいとご満悦の様子でした。同じソースでもお店によってキャラクターの違いが楽しめて面白いです。
次に頂いたのが、レッドワインソース。
大切なことなので先に言います。
Tenderに来たらレッドワインソースを必ず注文すべし!
これ、本当に最高のソースです。
サラサラした褐色の見た目から、あっさりした味を想像していたのですが、ビーフシチューのような濃厚な旨味を感じられる、とびっきり贅沢なソースです。
お肉にかけて食べると、口の中で完全にお肉と融合し、一つの料理が完成します。これはもう、私たちが知っているステーキソースの次元を遥かに超越したものでした。もう一皿、別のメニューを注文したくらいの味の変化と、奥行きが楽しめます。
Tenderはチャコール香をあまり強調しないお肉の焼き方をしているため、このようなソースとの絶妙な調和を実現しているのだと思います。
レッドワインソースは、赤ワインとビーフストックを煮詰めて作るのが一般的なレシピですが、ビーフストック、いわゆる牛骨ダシの塩梅で、作り手によって味が全く違うとYoutubeの解説で聞いた覚えがあります。因って、この味はTenderでしか味わえないと言い切って大丈夫でしょう。
私はこのお店の回し者でもなんでもないですが、是非お試しあれ!
食後にはコーヒーを頂いて、大満足でした。
気になるお会計は、税込みで$170。
・・・ここから『My Vegas』の特典で$75オフ!!
ということで、チップと合わせて$125のディナーとなりました。
(後から明細を見て気づいたのですが、ステーキソースの代金は取られていませんでした)
お腹いっぱい美味しいお肉を食べて大満足の私たち、この後はラスベガスでロングラン公演中の人気ショー「Blue Man Group」を鑑賞します。
ではまた。