まんもす太郎のどうでもいい話

30代会社員が、ラスベガス観光の魅力と無駄な考察を綴ったブログ

『満足五味チョッパル』が悶絶級に美味すぎた件 ~2018年11月 韓国旅行②~

どうも、まんもす太郎です。
2018年11月の韓国旅行記、今回は支庁駅の激ウマチョッパル屋さん、『満足五味チョッパル』(マンジョッオヒャンチョッパル)での夕食の模様をお伝えします。

『チョッパル』というのは、いわゆる豚足のこと。
豚足って一般的に、硬くて食べるところが少ないイメージがありませんか?
個人的にも・・癖があって食べにくい、『珍味』のようなジャンルだと勝手に認識していました。ですから韓国では名物と知りつつも、尻込みしていたわけです。
ところがネットで下調べをするうちに、あまりにも多くの日本の方が韓国のチョッパルの魅力を力説しているので心が動き・・物は試しと今回食べてみることにした次第です。『珍味』と認識していた食べ物を、旅行初日のメインに据えるあたり、個人的にはいきなりの冒険でした。

・・・結論から言いますと、これが結果的には大正解!
今まで韓国でチョッパルを食べたことないという方、何となく失敗しそうと尻込みしている方に伝えたいです。是非食べてみてください。新しい食の扉が開けますよ!!


基本情報

店  名:満足五香チョッパル 市庁店
営業時間:月~金曜11:30~22:30(L.O. 22:00)
     土・日曜12:00~22:00(L.O. 21:30)
休業日  :旧正月・秋夕(チュソク)の連休

地図



行ってみました

宿泊先のイビスアンバサダー明洞から、お隣の駅『支庁』方面に向かって歩くこと12~13分・・

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今回の目的地、『満足五味チョッパル』に到着です。

私たちが到着したのは18時前。店内には、殆どお客さんの姿がありませんでした。
これはラッキー!韓国語が全く分からない私たちでも、気を遣わず注文出来ます。

私たちは、チョッパルとポッサムの盛り合わせ(中)と、ビール、サイダーを注文。
ポッサムとは『ゆで豚』のことです。長時間じっくり煮込むため、いっぱい食べても胃もたれすることのない大好きなメニュー。私も時々自宅で作ります。
実は韓国で食べるのは、これが初めて。日本で食べたポッサムとどれだけ違うのか?期待が高まります。

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早速、パンチャン(無料で付いてくるおかず)がやってきました。
左側は奥から、ニラキムチ、大根キムチ、唐辛子のキムチ、辛子味噌、タマネギときゅうり、えごまの漬物。主役を彩る食材が続々と登場し、さらに気分が高まります。

写真右側に注目です!何と、この餃子鍋も無料サービスです!太っ腹!
極寒のソウルを歩いてきた空きっ腹の私たちは、早速鍋からつつきます。
あっさりとしたやさしい味が、冷えた体に染み入ります。
 

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メクチュ(ビール)は瓶でやってくるので、備え付けの栓抜きで自分で開けます。
気楽に自分のペースで一杯やれるのは、旅行者には嬉しいです。

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餃子鍋で軽く一杯やっていると、やってきました、本日のメイン!
『チョッパルとポッサムの盛り合わせ(中)』38,000W(約3,800円)です。

手前の茶色く照り輝く肉がチョッパル、奥がポッサムです。
最初この皿を見た時は、絶対2人で食べられないと思ったほどすごいボリュームだと感じました。

因みに、この皿の下が金属の円盤上になってますよね?後で知ったのですが、ここで皿を保温してくれているようです。
確かに思い返せば、お皿はずっと温かったです。だからお肉も、いつまでも柔らかいまま楽しめたんですね。

f:id:mammoth-taro:20190323181052j:plain見てください、この見た目!美味しそう!早速一口パクリ。

これを最初に食べた時の衝撃は、今でも忘れられません。本当に美味しかったです!
日本で食べる硬い豚足とはわけが違います。見たままのぷるっぷる。お肉の部分はしっかり旨味があって、でも脂は程よく落ちていて、まるで上質なチャーシューを食べているようでした。
過去にどこかで食べたことあるな、と思ったら・・東南アジアで食べたバクテー(漢方ベースのスープに豚肉と野菜を煮込んだ薬膳料理)に少し似た味わいがありました。
八角等、独特の中華系ハーブの風味が感じられます。この風味が苦手な方はいらっしゃるかもしれませんが、私たちにとっては癖になる味でした。

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そしてこちらが、更にチョッパルを美味しくしてくれるアイテム、キャベツの千切り(右)と付けダレ(左)です。
タレを舐めてみると、お酢の利いたさっぱり味。ニンニクの風味もあります。事前情報では、こちらの付けダレにキャベツを山盛り入れてチョッパルと一緒に食べるのが、このお店のお勧めだそうです。

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こんな感じ。

それでは早速、チョッパルと一緒に頂いてみましょう。

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付けダレにしっかり浸けたキャベツとチョッパルを、こうして一緒に・・一口。

ん~~!!!これは本当に美味しい!!!
脂の甘みと付けダレ&キャベツの酸味の相性が、絶妙すぎます。

チョッパル単体を食べ続けると、口の中に若干脂が残る感じがするのかもしれませんが、キャベツと一緒に食べると、脂が口の中でサッと切れていくらでも食べられる気がします。

厳密にはちょっと違うんですが、ノンオイルのフレンチドレッシングで作ったコールスローと豚肉を一緒に食べるような感覚です。・・・全く美味しさ伝わらないと思いますので、とにかく一回食べてみてください!!

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続いては、ポッサムも頂いてみましょう。
茹で白菜に大根キムチや青唐辛子キムチ、サムジャン(写真右下の赤い辛味噌)を載せ、ポッサムと一緒に一口で頬張ります。

こちらも期待通り。臭みゼロで非常にあっさりしているけれど、お肉の旨味は損なわれていない洗練されたお味。さすがに家庭で作ったそれとは違い、こちらも絶品でした。
 

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美味しい食事には、美味しいお酒ですよね?

マッコリを追加注文して、一人で一本空けてしまいました。
豚料理にはすっきりとしたソジュ(韓国焼酎)の方が合うんじゃないかとも思ったのですが、この日はどうしてもマッコリが飲みたかったんです。甘さ控えめでさらりとした飲み口で、濃厚な豚との相性も抜群。お酒のチョイスも大正解でした。

f:id:mammoth-taro:20190321224516j:plain・・・そして気が付いたら、こんな状況です(笑)
二人では絶対に食べ切れないとか言ってたことを撤回します。美味しくて一心不乱に食べ続けた結果、皿まで舐めてしまう勢いでの完食です。ごちそうさまでした。

我々が入店した時は殆どお客さんがいなかったのに、その直後から次々と人が増え、気が付いたら満席の状態。その人気も頷けるクオリティーの高さでした。

日本で一般的に食べられる豚足と「チョッパル」は全くの別物!!この事実を、これから韓国に遊びに行こうかという人に知ってほしいです。しかもこれだけ満足度高くて、お酒飲んでも2人で5,000円いかないリーズナブルさ。まだ試したことない方、是非韓国の専門店で食べてみてください!!


・・・因みにこの後は、徒歩で明洞まで戻り、買い物の続きを満喫しました。

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美味しい食事と明洞の喧騒を満喫し、興奮でなかなか寝付けない初日の夜でした。


ではまた。


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