札幌にある行列の絶えないラーメン店、『えびそば一幻』に行ってきました
今回ご紹介する北海道グルメは、ラーメン激戦区すすきのにある、行列必須のラーメン屋、『えびそば一幻』です。
都内では新宿に支店があるこのお店、前から行きたかったのですが、なかなか行く機会が無かったので、本場のすすきので食べてみることにしました。
えびそば一幻ってどんな店？
北海道・札幌にある大人気のラーメン屋。大きな特徴は、そのスープにあるでしょう。ラーメンスープと言えば、鶏ガラ、煮干し、豚骨などが一般的ですが、こちらは『甘エビの頭』をメインとした魚介だしを使用することで有名です。どんなお味なのか、気になりますね。
メニューの構成もユニークで、色々な選択肢を組み合わせて注文します。
味のベース（しお、しょうゆ、みそ）、味の種類（そのまま：ストレートのえびスープ、ほどほど：豚骨スープをほどほどにブレンド、あじわい：豚骨スープをがっつりブレンド）、麺の太さ（極太面、細麺）の組み合わせは全部で18種類！本気で迷っちゃいます。
因みに、今回ご紹介する「総本店」以外に、北海道は新千歳空港に1店舗、東京には新宿と東京駅周辺に1店舗ずつ、更には台湾、香港に2店舗ずつの計8店舗あります。半分が海外店というのも珍しいです。
実際に行ってきました
お店の前に到着したのは、日曜日の20:40くらい。
店の入り口はこんな感じ。
並び始めた時も小雨がぱらつく空模様でしたが、関係なく行列が出来ています。私もおとなしく並びます。
一人で並んでいると、自然と耳に入るのは、一緒に並んでいる人たちの会話。横浜から来たというほろ酔いの夫婦が、地元に住んでいるというすぐ後ろに並ぶ若者に、この店のお勧めメニューを聞いていました。いいぞ！私もそれ聞きたい！
彼曰く、おすすめは「みそ・あじわい・細面」の組み合わせだそう。なるほど、参考にさせて頂きます。・・・ただ、この時既にジンギスカンを食べた後で、あまり脂っこいのは食べられないなぁ、「あじわい（豚骨スープがっつり）」は重いかなぁ、なんて考えているうちに、並び始めて20分そこそこでお店の中に入ることが出来ました。
店内にはウェイティングスペースがあり、そこで席が空くのを待ちながら、ゆっくり注文を選べます。
私は結局、「みそ・ほどほど・細麺」の組み合わせを注文。その後、あっという間に順番がきて、席に通されました。カウンターのみですが、広々とした造りになっています。店内はお洒落で洗練された感じです。
席に着いてから3分くらい待って、ついに待望のラーメンが目の前に運ばれてきました。
みそ・ほどほど・細麺 780円
見るからに濃厚そうなスープです。
スープ中央に見えるピンクのフレーク状の薬味は、紅ショウガにエビのエキスを練り濃んで揚げた、天かすです。手前の焦げ茶の粉は、だしを取った甘エビの頭を粉末状にした「えび粉」。スープからは、ほのかにエビの甘い香りが漂ってきて、食欲をそそります。
それでは早速頂いてみましょう。まずはスープを一口。
おお、エビの甘みを感じます！甘エビの頭で取っただしは、和食屋さんのお味噌汁なんかでもたまに頂くことが出来ますが、やっぱり味噌との相性は抜群！そこに豚骨スープの濃厚さ、まろやかさが加わり、コクはあるけどくど過ぎない、絶妙な味のバランスとなっています。これは美味しい！！
次は、麺を頂きます。
うん、うまい！細麺に、濃厚なスープがよく絡みます。麺をすするとエビの風味が鼻から抜けて、スープ単体で味わうより更にクリアにエビの香りを楽しむことが出来ます。
実は、ラーメンが来る前から気になっていたのが、こちらの謎のオレンジ色の液体。隣の大学生くらいの2人組が、こちらをこれでもかというくらい大量にスープに投入しておりました。
写真で「えび」と書いたラベルが見えるかと思いますが、こちらは「えび油」です。私も、麺を半分くらい食べ終わった時点で、適量をスープに入れてみました。
こんな感じです。食べてみましょう。
エビの風味が更にグン！と増しました！！
今までもエビの香りは十分楽しめていたのですが、このえび油を投入することで、圧倒的にエビの香ばしい香りがが前面に来るようになりました。これは試す価値ありです！
あじわいつつも、美味しくてあっという間に完食。ごちそうさまでした。
店舗情報
えびそば一幻 総本店
営業時間： 11:00 - 3:00 (スープ切れ次第終了)
定休日 ： 水曜日
住 所 ： 札幌市中央区南7条西9丁目1024-10
電話番号： 011-513-0098
地図
ということで今回は、札幌の美味しいラーメン店、『えびそば一幻』をご紹介しました。まだ食べたことが無いという方、今までにない革新的なスープをあじわいに、是非足を運んでみてください。
ではまた。
