鍾路『新麻浦カルメギ』は、近所にあったら週一で通いたい ~2018年11月 韓国旅行⑩~
どうも、まんもす太郎です。
2018年11月の韓国旅行記、今回は3日目の夕食、鍾路にある焼肉屋『新麻浦カルメギ』についてです。
ガイドブックでその存在を知り、興味が湧いたのが『カルメギサル』というお肉の部位。直訳すると『カモメ肉』という意味のこちらは、豚の横隔膜(牛で言うハラミ)だそうです。私、ハラミ肉が大好きなので、きっと美味しいだろうと期待して訪問しました。果たしてどんなお味なのか。
基本情報
店 名: 新麻浦カルメギ 鐘閣店 / 신마포갈매기 종각점
営業時間: 15:00~翌3:00
休業日 :年中無休
地図
地下鉄1番線『鍾路5街』駅の4番出口から徒歩2分の距離です。
行ってみました
今回のお店『新麻浦カルメギ』は、昨夜訪れた焼き肉店『熟達テジ』の近所にあります。本当は旅の最終日に弘大店に食べに行く計画だったのですが、ホテルの近くにも店舗があることをネットで知り、予定変更しました。ガイドブックに載ってるお店も実はチェーン店が意外と多いのが韓国あるあるです。
私たちが到着したのは、日曜日の19:30。ほぼ満席でしたがすんなり入れました。
ファミレスのようなボックス席が連なる店内は、周りのお客が気にならずに居心地良い感じです。
待望の『カルメギサル』8,900W(約890円)を2人前と、ビール、サイダーを注文。
お肉を注文すると、早速パンチャンを持ってきてもらいました。
こちらのお店は、サンチュがない代わりにサニーレタスのサラダが付きます。
このもやしナムルもおいしかった~。
このお店の焼き網は、網の周囲にジンギスカン鍋のような溝がある不思議な構造で、カルメギ屋さんの代名詞的なサービスがあります。それは・・・
この黄色い液体です。実はこちら、卵にダシなどを溶かした『タマゴ液』です。こちらで網の外周を使って、卵焼きを作っていきます。
タマゴ液に赤くぽつぽつと浮かんでいるのは、細かく切ったキムチです。キムチ入りの卵焼き何て、美味しくないわけがないですよね。
こちらが『カルメギサル』2人前です。焼き肉っぽく漬け状態で出てきます。
早速焼いていきます。こちらのお店は、自分で肉の世話をするスタイルです。
カルメギサルは豚の内臓のため、良く火を通す必要があり、周りを見渡すと皆さん、焦がさないように網の上でコロコロとお肉を転がしていました。手はかかるけど楽しいです。
この肉の照り、半端なく美味しそうです。
もうそろそろ食べごろでしょうか。初挑戦のカルメギサル、まずはそのままで頂いてみます。
う〜ん、美味しい!!
お肉のジューシーさはありながらも、ふわふわ、しこしこの独特な歯ごたえがあり、箸が止まりません。脂は控えめでさっぱりしているのですが、肉の旨味はしっかりあります。これは絶品です!!
パンチャンのタマネギ浸けとも一緒に食べます。口の中に甘みが広がって美味しい!これはちょこちょこ焼きながら、酒のつまみにするには最高ですね。
暫くカルメギサルを楽しんでいるうちに、卵焼きが完成したようです。
溝から溢れ出んばかりで食欲をそそります。
この卵焼きも当然ながら美味しい!!細かく刻んだキムチが良いアクセントとなり、非常にいい仕事をしています。ただ溝に卵液を流し込んで焼いただけのシンプル料理なのですが、出来たて熱々をハフハフ言いながら頬張るのは至福です。
卵焼きとカルメギサルの組み合わせは、酒のつまみとして最高です。このお店が近所にあったら、週一で通いますね。店員は感じが良く、肉やお酒が安くて旨い、店内は活気があるけど落ち着いて食べられる雰囲気と、マイナスな点が一つも見当たりません。
実はカルメギサル以外にも、牛肉、豚肉のメニューが豊富で、韓国に住んでない限り全制覇するのは至難の業でしょうね。大人数で来て色々楽しむのもアリです。
本当は冷麺やビビンバも試してみたかったのですが、この後ハシゴしたかったので今回はぐっと我慢してお会計。二人で3,000円もいかずに美味しい焼き肉を堪能出来ました。ここはリピート確定!!次回はもっといろいろ試してみたいと思います。
韓国でしか食べられない美味しい豚ハラミ、カルメギサルが安くて旨いチェーン店、新麻浦カルメギ。おすすめです!
ではまた。